コンテンツ内容
「バイクを少しでも高く売りたい」
「ヤフオクなら高く売れるのかな?」
「初めてバイク・オートバイの出品をするには何が必要なんだろう?」
バイクを売るとき選択肢に入ってくるのが、バイク王などの買取専門サービス。
一方で、「1円でも高く売りたい」という気持ちから「ヤフオク」で愛車を売る方もいる。
手間や時間は大きく掛かるが、旧車などのレアなバイクであれば、一度試してみる価値はあるはずだ。
今回はヤフオクでバイクを売るためにできること、必要なことを全てピックアップした。
ヤフオクで出品をする前に知っておきたいこと、出品するまでの流れ、そして出品したあとのケースなど、順番にチェックしていこう。
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「このバイクは失敗する」ヤフオクで売る・出品をおすすめしないオートバイ
まず、ヤフオクに出品されているバイクは、2種類ある。
ヤフオクで「売れないバイク」と「売れるバイク」だ。
価格や状態によるが、「ヤフオクで高く売れないバイク」を見てみよう。
「おすすめしない」ヤフオクで高く売れないバイク

ヤフオクに出品しても「売れるまでに時間がかかるバイク」、「売れても高値が付きにくいオートバイ」は、このような特徴がある。
- 球数の多い人気バイク
- カスタムバイク
- 車検が無いバイク
- 不動車(動かないバイク)
球数の多い人気バイク

人気のあるバイクはヤフオクでは、そこまで高く売れない。
理由は、中古車市場に球数の多い人気車種をわざわざヤフオクで買うメリットが小さいからだ。
バイクショップで買った方が保証やサービスなど、買う方が安心できる要素がある。
ヤフオクでの出品をおすすめしない車種としては、「レブル250」や「YZF-R25」、「Ninja 400」などが挙げられる。
よっぽど限られたカラーリングやオプションパーツ等が揃っていれば話は別だが、基本的に人気車種をヤフオクで探している方は「少しでも安く買いたい」場合が多い。
そのため人気車種であっても、思っているより高く売れる可能性は低い。
カスタムバイク

ヤフオクでおすすめしないバイクの特徴2つ目は、カスタムバイクだ。
理由は簡単で、ヤフオク出品でカスタムパーツは、買取価格がつきにくいからだ。
意外と多くの方が勘違いしているが、基本的にバイクは「ノーマルの方が査定額が高い」場合が多い。
もしカスタムしている場合、車検を通すための手間が増えたり、次に乗る方と趣味が合えば良いが、趣味が嗜好性の高いカスタムは基本的に売れにくくなる。
しかし「モリワキ」や「ヨシムラ」などのブランドマフラーを付けている場合は、バイクワン(無料査定)
で価格を確認するをおすすめする。
バイクワンは、カスタムパーツ専門の買取も行っており、普段の査定ではプラス金額のつきにくいカスタムバイクを高値で売ることが可能だ。
車検が無いバイク

ヤフオクで売れにくいバイクの特徴3つ目は、車検切れのバイクだ。
車検があるバイクの方が、次の乗り出しまでスムーズに進むからだ。
ヤフオクでバイクを探している方は「自分で整備がしたいから車検の有無は関係ない」という方も中にはいる。
しかし基本的には、車検は残っていた方が良い。
次に乗る方にとって「車検を新規で取る」というのは心理的にも金銭的にも面倒に感じるからだ。
詳細は後述するが、出品する方にとっても車検がないバイクを売るのは手間がかかる。
バイクをヤフオクで売った後、譲渡証明書の手続きや必要書類の準備などしなければならないため、バイク屋さながらの時間がかかるはずだ。
不動車(動かないバイク)

ヤフオクでおすすめしないバイク、最後の特徴は不動車だ。
理由は売れるまでに時間がかかりすぎるからだ。
ヤフオクは一回の出品するたびに「3,080円(税込)」の手数料がかかる。
不動車や事故車は、「ここの部分は壊れていませんか?」や「エンジンはどういった状況ですか?」など、売れるまでに落札者とやり取りする回数が多い傾向になる。
つまり、数日間の出品で手数料を取られ、それで「2ヶ月以上売れない」なんて状況もザラにあるわけだ。
落札価格で全てを回収できるようなプレミアバイクであれば良いが、不動車などメッセージのやり取りを多く必要とするバイクをヤフオクで売るのは、コスパがかなり悪い。
希少価値のあるバイクでない限り、不動車や事故車などをヤフオクでさばくのは至難の業だ。
「レアでもない不動車を直して、どうしても乗りたい」というマニアックすぎる方がいない限り売れることはない。
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買取査定の詳細は、こちらの記事も合わせて参考にしよう。
「おすすめする」ヤフオク売れるバイク・オートバイ

高く売るためにヤフオクで出品をおすすめするバイクは、このような特徴がある。
- ビルダーカスタムのバイク
- ビンテージバイク
- 旧車
ビルダーカスタムのバイク

ヤフオクで売れやすいバイクの特徴1つ目は、カスタムビルダーが製作したバイクだ。
素人がカスタムを重ねた車体ではなく、雑誌に載るような有名ショップが手がけたバイクは、ヤフオクで早い時期に高く売れやすい。
理由は希少性がピカイチに高いからだ。
具体的な車種で言えば、BMW「R100RS」やYAMAHA「SR400」などが挙げられる。
反対に言ってしまうと、引き算のデザインで洗練されたシルエットデザインのオートバイは、買取査定ではあまり高値が見込めない。
もし買取査定を利用するのであれば、カスタムバイクの流通経路を持っているバイクワンがおすすめだ。
こういったデザイン性の高いバイクを高値で買い取ってくれるショップや業者は限られているだろう。
ビンテージバイク

次にヤフオクで出品をおすすめするバイクは、ビンテージのバイクだ。
理由はヤフオクであれば、人気ビンテージのオートバイは常に需要があるからだ。
ビンテージの定義は、抽象的になってしまうが具体的な車種で言えば、ハーレーの「ナックル・パン・ショベル」などが該当するだろう。
リジットフレームのバイクを探す方は、やはりヤフオクも目を通している方が多い。
ハーレーで言えば、ショベルほどではないけれど、エボリューションなどのやや年式の古いバイクであれば、合わせてバイクBOONも検討することをおすすめする。
旧車

ヤフオクで高く売れるバイク、最後の特徴は旧車だ。
理由は、旧車を探している層とヤフオクの利用者層がマッチしているからだ。
旧車を探している方の多くは、40代から60代ほどで、ほかのフリマアプリなどよりも、ヤフオクとの親和性が高い。
具体的には、CB400FOURやZ2(Z750RS)など、絶版車や旧車のメインバイクを所有している方はヤフオクを試してみよう。
どうしても出品までの手間や、その後の手続きなどが面倒にはなるが、売れれば手数料なども回収できるような高値で取引できる。
「ビンテージ・旧車」ヤフオク出品と一緒に検討したい買取業者
ビンテージバイクや旧車は、基本的にヤフオクとの相性が非常に良い。
ただ中には「やっぱりヤフオクで出品するのが面倒臭い」と感じる方もいるはずだ。
もしビンテージ、旧車を買取査定するのであれば、バイクBOON
に相談してみよう。
これらのジャンルのバイクに力を入れて、高値で買取を行なっている査定サービスだ。
絶対的な金額ではヤフオクの方が高く売れるが、手間や時間を考えれば、買取サービスを利用した方が賢い選択肢と言えるだろう。
経済的に裕福な方ほど、時間の価値を知っているように、バイクを売る時もヤフオクと買取査定、自分に合った方を選んでおこう。
「ヤフオクでバイクを探している人」は何を求めているか?

「ヤフオクならバイクが高く売れる」と言う前に、そもそも「ヤフオクでバイクを買いたい人」は何を求めているのか、一度考えてみよう。
個人間でお金が絡む取引をする場合、いつも以上に信用が大切になる。
ここが欠落してしまうと、いくら良いバイクでも売れることは難しくなり、余計なトラブルに巻き込まれる可能性も高くなる。
なので、まずは「ヤフオクでバイクを買ってくれる人が求めていること」から始めてみよう。
すぐに乗れる状態の良いオートバイ
ヤフオクに限らず、「すぐに乗り出せる状態のバイク」は早く売れやすい。
車検が付いている
特にヤフオクで大切なのは、車検が切れる前に売ることだ。
「なんだかもったいない気がする」と思うかもしれないが、車検がない場合、バイクの移動や配送、その後の書類手続きなど、面倒になることが多い。
同じ状態、同じ車体価格のバイクがあれば、落札者も「車検あり」の方を選ぶはずだ。
フロントフォークやバッテリーの状態が良い
バイクトラブルでよくあるのは、フロントフォークの劣化やバッテリーの不具合からくる電装系の問題だ。
フロントフォークのオイル滲みは、特に倒立型スポーツタイプや年式の古くなったオートバイで起きやすい傾向がある。メンテナンスは個人でもできるが、基本的にはバイク屋に頼んだ方がよい。
「安全にすぐに走れる状態」ではない場合、出品するときに詳細を記載するようにしよう。
落札後のトラブルやクレームになりかねないので、正直にやりとりをした方が良い。
相場よりも安くヤフオクでバイクを買いたい
ヤフオクでバイク購入を検討している方は、希少性の高いバイク、または価格が相場よりも安く買える見込みで探している。
少し状態が悪くても良いから、バイクをとにかく安く買いたいといったニーズから「現状販売」などを謳ったバイクショップがヤフオクで増えたことも事実だろう。
自分で整備できる環境を持っているか
ヤフオクで購入する層は、バイクが最高に良い状態であることを前提としていない場合がある。
しかし「適当にごまかして売ってしまって良い」という話ではない。
多くの方は、自分で整備できるスキルを持っているか、または整備を頼めるショップさんと関係をある方だ。
ヤフオクで出品した際は、より具体的な質問がくる可能性があるので、バイクの使用状況や購入履歴、消耗部品の交換頻度など、丁寧にコミニュケーションのやりとりをしよう。
ヤフオクの出品者を信頼できるか
ヤフオクでバイクを探している方は、結局最後は「落札者が信用できるか」で決める。
取引の悪い評価が目立つ出品者から買いたい方はいるわけもなく、評価数の少ない新規アカウントは買ってもらいにくい傾向にある。
どうしてもバイクを売るための信用(取引の評価数)が少ない方は、ヤフオク経由で小さな買い物を試してみて、良い評価を少しでも上げてみるのも良いだろう。
バイクは書類手続きのトラブルが多い
「信用」に関わる部分で言えば、ヤフオクのバイクは書類関係でのトラブルが多く見受けられる。
出品者も落札者もヤフオクでのバイク取引に慣れている方であれば良いが、落札者側も初心者である場合が多い。
ヤフオクで避けたい書類関係のトラブルも後述したので、チェックしておこう。
「ヤフオクで高く売る」出品する流れのまとめ

ヤフオクの会員登録をする
ヤフオクの出品者になるには、「Yahoo!プレミアム会員登録」が必須だったが、2018年度より登録なしでも出品ができるようになった。
Yahoo!プレミアム会員の「登録あり」と「登録なし」の違いは下記の通りだ。
Yahoo!プレミアム会員 登録なし | Yahoo!プレミアム会員 登録あり | |
---|---|---|
オークション出品 | ◯ | ◯ |
フリマ出品 | ◯ | ◯ |
月額費(税込) | 無料 | 498円 |
落札システム利用料(税込) | 落札価格の10% | 落札価格の8.64% |
会員登録 | 登録不要 |
加えて、会員登録の有無で関係のある詳細は下記の通りだ。
Yahoo!プレミアム会員 登録なし | Yahoo!プレミアム会員 登録あり | |
---|---|---|
下書き保存 | – | 10件まで可能 |
最低落札価格の設定 | – | ◯ |
海外への発送 | – | ◯ |
自動再出品 | – | ◯ |
特定カテゴリへの出品 | – | ◯ |
有料オプションなどの設定 | 編集で可能 | 出品時、編集時ともに可能 |
出品個数 | 1個 | 複数出品可能 |
配送方法の設定 | 1種類のみ | 複数選択が可能 |
登録画像枚数 | 10枚 | 10枚 |
即決価格の設定 | ◯ | ◯ |
匿名配送 | ◯ | ◯ |
オークション期間 | 7日+11時間 | 7日+11時間 |
会員登録 | 登録不要 |
出品個数や配送方法など、評価数やケースによって内容が異なるので、詳細は公式サイトからチェックしておこう。
ヤフオク出品手数料を調べる
出品手数料は、意外とかさんでしまうものなので、出品をする前に確認しておこう。
例えば、Yahoo!プレミアム会員の登録をして「100万円」でバイクが売れた場合、手数料の合計だけで「89,978円」かかる。
内訳は、月額会員費用「498円」、出品手数料「3,080円」、加えて落札システム利用料「86,400円」だ。
そのほかに出品をキャンセルする際にかかる出品取り消し手数料などもあるため、出品するときは慎重に行うようにしよう。
最後に配送料をこちらで負担する場合はさらに2万円から5万円ほど高く見積もっておいた方が良いだろう。
ヤフオクで売れているバイクの相場を調べる
事前に自分のバイクをヤフオクで売る場合、どれくらいの値段がつくのか相場を調べておこう。
くれぐれも「思い出のあるバイクだから高く売れるはず」や「自分は一番かっこいいバイクだと思うからすごい高値がつくはずだ」などと思い込まないようにしよう。
ヤフオクのような個人間の取引である場合、買い手側からすれば「前オーナーの思い出話」などは、金額に関係のない話である。
自分のバイクがどれくらいで売れているのかを調べる方法は3つある。
- グーバイクで調べる
- ヤフオクで調べる
- 買取査定サービスで調べる
グーバイクでバイクの買取相場を調べる
まずはグーバイクで自分のバイクと同じ車種のバイクを見つけよう。
「年式」「走行距離」「カスタムパーツ」「外観」などで自分のバイクと近しいものを見つけたら、その車体の販売価格に「×0.4」をした数字が、おおよその買取価格だ。
ヤフオクでバイクの買取相場を調べる
やり方はグーバイクと同様で、過去のヤフオクで落札された車体から近しいデータを確認しよう。
ヤフオクの場合は、落札価格がそのまま参考価格になる点に加えて、車検の有無や配送料はどちらが負担していたかなどを確認するようにしよう。
買取査定サービスでバイクの買取相場を調べる
合わせて買取査定サービスも利用しておこう。
おおよその査定額がそのまま出てくるので、参考になるはずだ。
下記の買取査定サービスは、無料でネットから見ることが可能だ。
ヤフオク商品ページを作る
バイクの相場が分かったら、次は商品ページを作成しよう。
商品ページに必要な内容は下記の通りだ。
- 写真
- 車種
- 年式
- 走行距離
- カスタム詳細
- 消耗品の交換頻度
- 傷、汚れ、破損状態
- 不具合があればその詳細
- 配送料に関する記載(手配の方法や料金など)
- 売ることになった経緯(できれば)
商品ページを作るときのポイントは2つある。
正直に詳細を書くこと、3N(ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル)に関する記載だ。
まずバイクの状態は嘘をつかずに正直に書こう。
極端だが、エンジンが掛からないバイクを「機関は好調です」などと書くと、後々クレームになる上に、やり方としては最悪な詐欺と同じだ。
状態を正直に説明し、理解してもらった上で落札してもらおう。
また3Nに関する記載もお忘れなく。
個人間での取引になるため、まったく関係のないクレームや言葉を吐いてくる輩も少なからずいる。
こちらが正直で丁寧な説明をしようが、言いがかりをつけてくる人から自分と愛車を守るために、3Nの記載を必ずしておこう。
ヤフオクで売れるタイトルを付ける
自分のバイクをより多くの人に見てもらうためには、タイトルの付け方が重要だ。
- CB400FOUR 1975年式 走行距離15,000km
- 「希少な低走行車!」CB400FOUR 15,000km 旧車「ビンテージバイク」
例えば「CB400FOUR」を売る場合、ただ情報を並べるだけのタイトルよりも、アピールできるポイントを先に打ち出すことで、よりクリックしてもらえる確率が高くなる。
まずはヤフオクでオートバイを探している方に自分のバイクを気づいてもらわなければならない。
いわゆる「釣り」と呼ばれる大袈裟な文章は不要だが、タイトルに知ってほしい部分を書いておくことはおすすめだ。
ヤフオクで売れやすい写真を撮る
ヤフオクで落札者に安心して購入してもらうためには、写真がキーポイントになる。
文章で「外装が綺麗なバイクです」と、どれだけ説明しても伝わらない。
その代わり上手に撮影をすれば落札者も「外装はこれくらい程度が良いのか」と安心して判断ができる。
バイクの写真を撮るときは、なるべく晴れた日に屋外で撮影しよう。
やはり写真も綺麗な方が購買意欲がそそられるからだ。
一眼レフなどの機材は必要ないが、iPhoneなどのカメラでバイクを様々な画角から撮影しよう。
ヤフオクで売るための動画を撮る
写真だけではなく、バイクの動画も撮影してみよう。
走行シーンなどが必要なわけではなく、バイクの周囲を撮影しながら一周してみよう。
そしてセルスイッチを押して、実際の始動シーンなどがあると良い。
エンジンから異音がしないかどうか、吹け上がりは十分かなど、写真では伝えそびれてしまう部分も補完できる。
やはり文章より写真、写真よりも動画の方が伝えられる情報量は多い。
「ヤフオクでバイクが売れた」落札されたらやること

バイクが無事に落札されたら、配送の手続きや譲渡証明書などの書類の手続きを進めていこう。
バイクの発送・配送方法
ヤフオクでバイク配送の理想は、「たまたまご近所の方が購入してくれて、たまたま配送の手続きも費用も掛からなかった」だが、そんなことができる可能性は極めて低い。
基本的に北海道から沖縄まで全国の方が対象なので、配送会社の手配は出品者と落札者、どちらがするか事前に記載しておこう。
基本的には出品者が手配する方が親切だ。
バイクの配送業者は、「BAS」または「アイライン」がおすすめ。
業界では有名な配送業者で、実際にヤフオクの配送は多くがこちらの2社が行なっている。
業者を利用したオートバイの配送方法は、ざっくり2通りの方法がある。
- 「出品者の自宅」から「落札者の自宅」まで配送
- 「出品者の最寄りのデポ」から「落札者の最寄りのデポ」まで配送
「デポ」とは、配送業者の営業所のような配送地点のこと。
一番楽なのは、自宅から自宅まで送るパターンだ。
一方で「デポからデポへ配送」の場合、料金を抑えることはできるが、出品者と落札者それぞれ自力で配送する手間がかかる。
もし車検がない場合は、デポまで車に載せて持ち込むなどの作業が必要になるため、料金は高くなるが自宅間の配送をした方が良いだろう。
必要な書類の手配・手続き
配送の手配と同時に進めておきたいのが、書類の手続きだ。
後々、金銭的なトラブルに巻き込まれないためにも、ここに関するやりとりは落札者と密にコミニュケーションを取っておこう。
名義変更・譲渡証明書
出品者と落札者の間で協力して名義変更や譲渡証明書の手続きを進める必要がある。
ここの部分は別の記事で詳細をまとめたので、こちらの記事を参考にしておこう。
排気量区分や車検の有無によって、やるべきことが少し変わってくるので必ず確認しよう。
「まじでトラブル起きる」ヤフオク出品の注意点

自分がバイクを出品したら、落札されてからの方がやることが多いのがヤフオク。
ヤフオクで起きるオートバイ取引のトラブルは、ほとんどが落札された後に起こるものだ。
よくあるトラブルのパターンをチェックして、自分はそういった問題を避けられるようにしておこう。
落札者が入金してくれないトラブル
落札されたから書類の手続きや配送の手配も完璧なのに、「まだ入金が来ない」といったケースが起こりうる。
大前提として、落札者は「支払いができる状態」でバイクを落札するのが常識だが、入金ができない状況にもかかわらず、落札してくる者もいるのだ。
自分ではコントロールできない範囲なので、「運が悪かった」と思うしかない。
それでも自分ができるポイントで言えば、「何日以内に入金がない方はキャンセルいたします」や「良い評価の数が少なすぎる人とは取引しない」など、あらかじめ予防線を貼っておいた方がよいだろう。
落札者が書類手続きをしてくれないトラブル
書類手続きのトラブルは、金銭問題に発展してしまう。
例えば「名義変更」を落札者が行わない場合、所有権は自分のままなので「すでに売ったのに、翌年バイクの税金支払いが自分のところへ来た」など、こういった金銭的な問題になってしまう。
中には落札して金銭も払えたものの、平日に時間が取れず名義変更がなかなかできないという方も多い。
自分にできることしては、保証金という形で数万円ほど先に預かり、名義変更の完了が確認出来次第、バイクの配送などをした方が良い。
落札者と音信不通になるトラブル
落札者が急に音信不通になり、連絡すら取れなくなるパターンもある。
上記の「連絡しても入金してくれない」「連絡しても名義変更をしてくれない」というのとはまた異なり、一切の連絡が取れなくなってしまうのが最悪のケースだ。
その落札者をキャンセルして、もう一度出品するにも手間と手数料が新たにかかってしまう。
ここばかりは本当にできることがない部分なので、「未入金トラブル」同様に、「評価数の少ない人」とは取引しないなど、最低限の線引きをした方が良いのかもしれない。
ヤフオクでバイク(オートバイ)出品のまとめ
以上、ヤフオクでバイクを出品する流れをご紹介した。
ヤフオクは希少性の高い旧車やビンテージのバイクであれば、一度試してみる価値は大いにある。
しかしなんでもかんでも高く売れるわけではない点と、それに対してかかる手間と時間、そしてリスクを考えると買取査定業者の方が賢い選択肢かもしれない。
バイクの売り買いをする機会は、人生でそう何度もあることではない。
だからこそ、愛車を売る側も買う側も気持ちよく取引できるようにしてください。
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