【なにが違うの?】アクションカメラ と ドライブレコーダー【バイク向きの特徴】

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どっち買えば良いの?

あわよくば「アクションカメラとドライブレコーダー、1台で2役できないかな」と考えるライダーは多いかもしれないが、その使い方はおすすめできない。

バイクに乗って動画撮影を試みる方は、みんなそう思ったはずだ。「アクションカムもドラレコも、録画できるから同じじゃん」と思っている方は、それぞれの違いや特徴を参考に、自分に合った商品を見つけよう。

「アクションカム」と「ドラレコ」の違い

  • 作られた目的
  • 録画データの保存方法
  • 起動方法

「動画を撮影する」という点では、アクションカムもドラレコも同じだが、買う前に知っておきたいポイントを3つピックアップした。順番にチェックしていこう。

作られた目的が違う

何となくお分かりかもしれないが、アクションカメラは「作品としての映像を撮影」するために使われる。一方で、ドライブレコーダーは「事故や証拠を記録」するために作られたものだ。

作られた目的や背景が違うので、撮影できる内容もいくつか違いがでてくる。

「アクションカメラ」は、走行風景や景色の撮影におすすめ

アクションカメラは、バイクに乗って楽しい時間を撮影するためのアイテムだ。

画質のクオリティが高く、4Kに対応している機種も多くある。だから鮮明な景色をそのまま撮影すれば、あとから思い出の動画として見返すのも良いだろう。

また、アクションカムは取り付けできる選択肢が幅広い。バイク車体のマウントする場所で臨場感ある動画が撮れるし、自分と愛車が映るように画角を変えれば、完全にオリジナルの動画も撮れる。

「ドライブレコーダー」は、事故や交通状況の確実な録画におすすめ

ドライブレコーダーは、万が一の事故が起きたときの映像を証拠として残すためのカメラ。

鮮明でクリアな映像を求めるアクションカムに対し、ドラレコに映画のような超高画質な映像はいるだろうか。ナンバープレートやその場所の状況を記録できれば、必要十分だ。

何か事故に巻き込まれたとき、そのデータ映像を元に自分の身を守ることもできる。「人の記憶」よりも「データの記録」がモノを言う時代なので、客観的にその場を録画するドラレコは馬鹿にできない。

録画データの保存方法が違う

映像の残し方として、どちらもSDカードへのデータ保存が主流だ。しかし大きく異なるのは、その記録の残り方、保存の方法だ。

「アクションカメラ」は、動画編集しやすい

アクションカムは、撮影のONとOFFがハッキリ分かれている。

必要なところだけ撮影するから、「いまはカメラ回さない方が良いな」と判断ができるし、無駄に録画データが長くなることはない。まとまった動画データの管理をすれば、動画の編集をするときも作業がしやすい。

「ドライブレコーダー」は、古いデータから自動で消える

ドラレコは、いつ起きるか分からない瞬間を確実に捉える必要がある。だから運転中は常に録画状態でなければならない。

しかし、もしSDカードの容量がいっぱいになってしまったら、その瞬間を取り逃がしてしまう。それを避けるために、ドラレコの保存方法は古いデータを削除しながら新しい映像を保存し続ける仕組みになっている。

起動方法が違う

基本的に、手動で撮影を開始するアクションカメラに対して、ドライブレコーダーは自動で録画を始める。

「アクションカメラ」ツーリングやサーキット向き

アクションカムは撮影したい場面で、撮りたい分だけ撮影ができる。だから四六時中バイクに装着している必要はない。ツーリングやサーキットで遊ぶ方は、アクションカムが向いている。

「ドライブレコーダー」通勤や普段使い向き

バイクに乗る機会はあっても、主に通勤や事故に巻き込まれたときの保身のためなら、ドラレコが向いている。バッテリーがエンジンのONとOFFに紐づいているため、わざわざドラレコのスイッチを入れる手間がない。

「これってあり?」アクションカムとドラレコどちらか1台で2役

同じようなカメラなら、どちらかひとつあれば十分そうだが、どうなのだろうか。

「アクションカム」を「ドラレコ」として使うのはおすすめしない

アクションカメラは限定的な時間に絞っているため、不意に起きる事故シーンを録画するには向いていない。またバッテリーも内蔵タイプが主流のため、充電が切れれば撮影もできなくなる。

「ドラレコ」を「アクションカム」として使うと編集が大変

充電が切れる心配もないドライブレコーダーだが、動画編集や作品としての映像を残すには不便だろう。例えば、20-30分ほどのまとまった動画ファイルが作れるアクションカムに対して、ドラレコは数分単位で区切られたデータのため、編集するときには面倒だ。

「なにをするか」で選ぼう

「週末のツーリングのときだけ」、「通勤の日常使いとして」など、自分の目的にあった方法から選ぼう。

「アクションカメラ」がおすすめのライダー

バイクを通じて撮影や動画編集を楽しみたい方はアクションカムを選ぶのが良いだろう。

  • 綺麗な映像を撮りたい
  • 撮影方法を工夫したい
  • YouTubeに動画をアップしたい
  • 動画編集がしたい
  • ツーリング / サーキットのときだけ使いたい

「アクションカメラ」ってレンタルできるよ

「アクションカメラは高い」と感じる方は、レンタルする方法がおすすめだ。必要な時だけ、費用を安く抑えて、最新のGoProシリーズも選ぶことができる。「ほしいアクションカムあるけど、試しで使ってみたい」という方も、チェックしてみよう。

「ドライブレコーダー」がおすすめのライダー

車のドラレコ同様に、防犯や安全の意味で撮影する方はドラレコが向いている。

  • 迷惑運転やあおり運転をされたときの証拠を残したい
  • 事故が起きた時の判断材料として録画したい
  • 自制心を担保するために使用したい

おすすめのドライブレコーダー「AKEEYO(アキーヨ)」

前後の撮影や防水性に優れたドラレコをお探しの方は、AKEEYO(アキーヨ)から探してみてはいかがだろうか。MotoGP系列のレーシングチーム「SAG RACING TEAM」の公式スポンサー。

より過酷な環境を走る選手たちを走行シーンの映像などの観点からサポートしている。製品クオリティの高さを公式ページからチェックしよう。

AKEEYO(アキーヨ)販売・オンラインショップ情報

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Motors Hangout 編集部

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