【システムの正解】ヘルメットのおすすめ機能と選び方【OGKからAGVまで】

コンテンツ内容

「おすすめのシステムヘルメットってどれだろう?」

システムヘルメットは、ツーリングや街乗りをする方まで、幅広い層におすすめできるタイプだ。

いちいちヘルメットを脱いだり被ったりする手間が省ける上に、太陽の日差しから視界を守ってくれるサンバイザーなど、システムタイプだからこそ役に立つ機能が多い。

今回は、システムヘルメットの特徴をチェックしながら、その中でも人気な商品をご紹介。

システムヘルメットの特徴

システムヘルメットとは、フルフェイスと同等の外観でありながら、アゴ部分(チンガード)を開閉できるヘルメットだ。

走行中は、フルフェイスに匹敵する安全性でありながら、停車時などはチンガードを開くことで、ヘルメットを脱ぐことなく飲み物を飲んだりするなど、使い勝手が非常に良い。

主にツーリングが好きな方や、ヘルメットの着脱をする機会が多い方に人気を集めている。

なかには、「冬はフルフェイス」、「夏はシステム」のヘルメットを装着するなど、季節によって使い分けている賢いライダーもいる。

システムヘルメットのメリット

  • フルフェイスと変わらないデザイン
  • 開放感を強く感じられる
  • いちいちヘルメットを脱ぐ手間がない

システムヘルメットのデメリット

  • フルフェイスに比べると安全面では劣る(ジェットよりは安全)
  • やや重たくなる傾向がある
  • バリエーションは多くない

システムヘルメットを選ぶポイント

  • 重量
  • 安全規格
  • 機能性
  • 価格

システムタイプのヘルメットを選ぶときは、これらをよくチェックしておこおう。

特に「重量」に関しては、フルフェイスよりも重たい傾向があるため、いま使っているヘルメットと近いものを選ぶと違和感なく馴染んでくるはずだ。

機能性ではサンバイザーの効果や、チンガードの取り外し可能かどうかなど、それぞれ特徴がある。

安全性では、JIS2種やSGなどの規格をクリアしているものを選べば安心だ。

システムヘルメット「おすすめのメーカー」

  • OGK
  • SHOEI
  • AGV
  • YAMAHA ZENITH
  • LEAD工業(リード)

システムヘルメットを選ぶときは、これらのメーカーから選ぼう。

国産メーカーのOGKやSHOEIをはじめ、海外製ではAGVのシステムヘルメットが安心できる。

システムヘルメットは構造的に複雑なため、長く使うなら無名で価格が安すぎるものは控えた方が良い。

おすすめシステムヘルメット

各メーカーからおすすめしたいシステムヘルメットをピックアップ。

システムヘルメットは、有名な全てのヘルメットメーカーから販売展開されていない。

しかしピックアップした製品は、もちろん性能が高く、使い勝手が良い。

実際に、購入している方が多いため、初めての方でも安心して選べるはずだ。

OGK Kabuto「RYUKI(リュウキ)」

OGK KABUTO CO., LTD.
created by Rinker
OGK KABUTO(オージーケーカブト)
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システムヘルメットの中で、人気No.1の「RYUKI」。

コスパ、価格、性能のバランスがとても良く、旧型モデルからさらに軽量化された。

いまやバイクのマストアイテムであるインカムを取り付けられるスペースが左右に設けられている。

また、特に夏場にも快適に使える設計になっている。

帝人株式会社のUV&IRカットシールドを採用し、太陽光の影響で発生するヘルメット内部の熱を遮断する効果がある。

さらにはインナーサングラスが装備され、日焼けや夕方の日差しからも視界を保護してくれる。

おすすめポイント・特徴

  • 「UV&IRカットシールド」採用で特に夏場は快適に使える
  • インカム専用取付スペースを設置
  • 旧モデルよりもさらに軽量化で疲れにくい
  • 内装は着脱可能でまるごと洗えるので衛生的

【販売・オンラインショップ情報】

OGK Kabuto 公式サイト

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SHOEI「Neotec II(ネオテック2)」

SHOEI CO., LTD.
Shoei Neotec II
ショウエイ(Shoei)

発売開始以来、システムヘルメットの中ではOGKのRYUKIに匹敵する人気の「Neotec II」。

前作よりグレードアップした内容は、静粛性。

システムヘルメットの構造的に、風切り音が気になることがあった。そういったライダーへの細かやかな配慮も感じとれる商品だ。

フェイスカバー部分には、2段階のロックシステムが採用され、バイクを降りてヘルメットをつけたままのシーンでも、より使いやすいものになった。

気になるインカムのスペースは、あらかじめSENA製の専用インカムスペースが設けられている。

最近では、人気インカムの「ビーコム」に対応できるアタッチメントも発売されているため、SENAとビーコムユーザーは、相性が抜群に良い。

ただし、SHOEIの商品は大手量販店や正規取扱店などでの購入をおすすめする。

ネットで購入できるものは、流通上、通常価格よりも高い場合がほとんどだ。

おすすめポイント・特徴

  • フルフェイスに近しい曲線的なフォルムデザイン
  • SENAとビーコムなどのインカム取付可能
  • 開閉操作しやすいフェイスカバーロック
  • 公式サイトまたは大手量販店などの正規取扱店での購入をおすすめする

【販売・オンラインショップ情報】

公式サイト

AGV「SPORTMODULAR(スポーツモジュラー)」

DAINESE JAPAN.

AGV初のフルカーボン製システムヘルメットの「SPORTMODULAR」。

素材や内装、機能も含めて、ほかのシステムヘルメットとは一線を画す高級システムヘルメットだ。

価格は9万円台と、フルフェイスと比較しても高額ではあるものの、快適なツーリングには欠かせない装備をこれでもかと搭載している。

まずはカーボン素材だからこそただよう独特の雰囲気と、AGVらしいフォルムデザインが目を引く。

内装はスエード地のように肉厚で柔らかな感触になっているため、長時間でもストレスなくフィットする。

チンガード部分は、ワンタッチで開閉可能な手軽さ。機能的には、4段階での開閉調節が可能だ。

ヘルメットと頭部をスムーズに固定するDリングは、なんとチタン製。カーボン素材をはじめ、至るとこに軽量化への熱量が伝わってくる。

そのほかAGVのヘルメットは、こちらの記事【やっぱりK1?】AGVおすすめフルフェイス【ヘルメットが主役になる】からどうぞ。

おすすめポイント・特徴

  • フルカーボン素材で圧倒的な軽さ
  • AGVの上位モデルを引き継ぐ美しいデザイン
  • ワンタッチ開閉や調節機能の充実
  • 夏と冬で使い分けられる内装

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YAMAHA「YJ-21 ZENITH(ゼニス)」

SHOEI CO., LTD.
created by Rinker
ヤマハ発動機(Yamaha)
¥18,867 (2025/04/21 07:00:37時点 Amazon調べ-詳細)

ゼニスが提供するシステムヘルメットの定番人気「YJ-21」。

手に入りやすい価格帯で、便利な機能は充実している。

こちらもフルフェイスと遜色ないデザインだが、メットシールドを右手、左手のどちらでも開けやすいように設計されている。

チンガードの下にはカーテンのようなパーツが付属し、走行中に下から巻き起こる風もカットしてくれる。

そのためインカムマイクの音声や目の乾燥を防ぐなど、メリットを感じられる。

一般道を多く走るライダーにとって、重宝するシステムヘルメットだ。

おすすめポイント・特徴

  • 旧モデルより空気流入量が2.65倍も向上したベンチレーション機能
  • 風の巻き込みを防ぐチンカーテンを標準装備
  • インカムスピーカー収納スペース
  • 眼鏡用スリット内装

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LEAD工業(リード)「REIZEN モジュラーヘルメット」

SHOEI CO., LTD.
created by Rinker
LEAD
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数あるシステムヘルメットの中でもコスパ最強な「REIZEN モジュラーヘルメット」。

システムタイプに必要な装備を兼ね備え、気になるヘルメットの重さも約1700gと平均的。そして他社メーカーよりも価格はかなりお手頃なため、初めてのシステムヘルメットでも試しに使いやすい。

価格の安さだけでなく、大型のエアロベンチレーションが採用され、走行中の快適性も損なわれない。

ワンタッチで開閉可能なインナーシールドは標準装備され、手元にこのヘルメットが届けばすぐに気持ちよくツーリングに出かけられる。

もちろん安全規格はPSC、SGをクリアしているので安心だ。

おすすめポイント・特徴

  • システムヘルメットの中でも一番リーズナブルな価格
  • フロントからリアまで流れるようなベンチレーションシステム採用
  • チンガードの簡単な開閉とインナーシールドの標準装備
  • 洗浄可能な着脱式の内装

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Image Credit AGV

Motors Hangout 編集部

こんにちは。この記事を書いたのは、モーターズ ハングアウト 編集部。バイクに関する情報を発信し、2018年の運営開始から多くの方に読んでもらっているブログメディア。オートバイがある生活を楽しむ読者のために更新中。

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